ドイツへの母子留学で知っておきたいこと~まとめ編~

ドイツ移住まとめ
親子留学や移住を考えている方に好評の、ドイツに母子で移住されたiolleyさんのレポート。今回は、留学・移住から現地の大学進学までの流れをまとめました。

ドイツ留学・移住までに知っておくこと

単身留学の年齢
オーストラリアなど英語圏は11歳ごろ
ドイツでは単身留学は16歳以上と決められています。
ビザの種類
観光ビザの範囲を超えた90日以上の滞在の場合は、ビザ(滞在許可証)を取得しなければいけません。16歳以下の子どもは親の同行が必要で、90日以上の滞在は、留学ではなく「親子移住」となります。最初に住民登録をし、親が就労ビザを取得し、税金を支払っての滞在になります。
英語圏は移住の敷居が高い
英語圏では、留学は何年でも何十年でもお金さえ支払えば簡単にできますが、親は子どものガーディアン(保護者)としての滞在以外、就労の形での滞在は簡単にはできません。
英語圏では何年滞在しても永住権が取得できませんが、欧州では5年で永住権が取得できるようになっています。
本気で海外移住を考えている人には、英語圏よりドイツにチャンスが多いと考えて良いでしょう。

滞在許可を取得後は、まずはドイツ語を学びます

ドイツの語学学校
移民として滞在許可証を取得すると、ドイツ語のオリエンテーリングコースに行く必要があります。ドイツ語の基礎~中級編であるA1コース、A2コース、B1コースまで語学学校に通学するようになっています。
生徒の国籍は、ロシア、リトアニア、キルギスタン、アフガニスタン、シリア、イラン、イタリア、パキスタン、モルドバ、香港、シンガポール、日本、オーストラリア、など様々。費用は、月120ユーロ(15,000円)。嬉しいことに、テストに合格申請をすると半分が返金されます!

子どもの言葉の問題もしっかりフォローされます

ドイツに移住すると、子どもの場合、12歳以上はウェルカムクラス(移民クラス)で多国籍のクラスメイトと1年間ドイツ語を集中的に勉強してから、通常の学校に合流します。更に、ウェルカムクラスで上位の成績を取ると、ギムナジウム(大学進学コース)に入学することができます!
子どもの能力は素晴らしく、皆英語もドイツ語もマスターしながら進んでいくようです。

ドイツ独特の制度、「ギムナジウム」とは?


ギムナジウムとは、つまりドイツのハイスクールのことで、学年は5年生から12年生の8年間、10歳から18歳までが対象になります。
ギムナジウムに入学する子は、大学進学を目指す子ども達が多いですが、ドイツでは大学にいかなくても職業を持てるコースがあり、大学を希望する生徒は20%くらいとも言われています。
大学進学を目指すギムナジウムは授業の内容も高度。
ギムナジウムの10年生の最後には、中学卒業試験のようなものがあり、その後、ギムナジウムの11年生と12年生が始まります。そして、この11、12年生は、アビトウーア(大学入学資格)のための準備期間のようなものになります。

子どもにとって移住に適したタイミングは?


子どもは遅くとも15歳くらいまでにドイツに移住していれば、移民クラスからドイツ語を習得し、ギムナジウムに入学することは可能です。但し、アビトウーアまで4~5年が必要なので、この期間を考慮に入れて逆算して計画されることをお薦めします。
ドイツの学校では、小学3年生から英語が始まるため、この年代から移住することもお奨めです。また、英語圏で英語を身に着けてからドイツ移住をすると、ギムナジウム入学後は英語がアドバンテージになる、という方法もあります。
ギムナジウムはクラブ活動もほとんどなく、下校時間は14時半と比較的早め。塾のようなスタイルではないため、何を学ぶか、ということも自分で考えていく力が必要になります。与えられる勉強ではなく、自ら進んで学んでいく習慣をつけていきたいですね。


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